2016年度 試合結果


第一節 vs一橋大学

●東京農業大学 7-27一橋大学〇

 

3年ぶりの2部での戦い。1部昇格を目指し迎えたリーグ戦初戦の相手は昨年1部から降格した一橋大学。1Q 、農大最初のDEFで一橋OFFに独走TDランを許し、先制点を奪われる。その後も一橋OFFのランとパスを織り交ぜた攻撃を止められず、追加点を許す。2Q中盤、農大OFFはランプレーでG前まで攻め込み、4thダウンでギャンブルをするもTDを奪えず、前半を14-0で終える。後半、一橋大にTDを奪われ、0-20と差を広げられる。4Q 、農大のパントでWR #87白石がファンブルリターン。この流れのままG前RB#21飯盛のオープンランでTD。ここから反撃を試みたが、一橋DEFに抑えられてしまう。試合終盤、一橋OFFに追加点を奪われ7-27で試合終了。OFF、DFE共に課題の残る初戦となった。


第二節 vs桜美林大学

●東京農業大学 7-59 桜美林大学〇

 

初戦の一橋戦を落とし、黒星発進のAGGIESの2試合目の相手は、リーグ最強と言われる桜美林大学。対するAGGIESは最初のキックオフでビッグリターンを許してしまう。あわやTDというところだったが、相手の反則に助けられ、このシリーズをFGに抑える。何とかTDが欲しい農大OFFだったが桜美林大の好守に阻まれ、なかなか得点することができない。農大DFEは桜美林OFFの猛攻を要所で止めるものの、抑えることができずに前半を終える。後半、何とか巻き返したい農大はDFEが奮起し、桜美林OFFを何とか抑え始める。これに続きたい農大OFFはフレッシュを獲得するが得点に結びつけることができない。その間、桜美林大は得点を獲得しさらに差を広げられてしまう。4Q 、QB#3高荷のハンドオフからRB#34布橋のランでTDを獲得したが、勢いここまで、桜美林大戦を7-59で終えた。


第三節 vs成城大学

●東京農業大学 14-52 成城大学

 

秋雨の中、明治学院大学へボンフィールドで行われた第三戦。成城大のキックオフで始まった1Q 。両者が地道にゲインを続けるも、なかなか得点に繋げられないまま1Q が終わると思われたが、成城大がFGを決め、0-3で1Q 終了。農大の攻撃で始まった2Q 。成城DFEの堅い守りに阻まれ、農大は得点を挙げられず成城OFFがTD。0-16に点差が開く。しかしその後、RB#26勝又がTDを決め7-16で前半終了。なんとか追いつきたい農大のキックオフから始まった3Q 。しかし勢いづいた成城を止めることができず3本のTDを許してしまい、7-45で試合は4Q へ。開始直後、またもや成城大にTDされ7-52に。その後RB#44青柳がTDし点差は縮まるも試合は平行線で進み、14-52という大差をつけられ敗退となった。


第四節 vs東京工業大学

●東京農業大学 6-17 東京工業大学〇

 

ここまで勝利のないAGGIESの四戦目の相手は東京工業大学。試合は、東工大が序盤から攻めのOFFを展開を見せ、FGで先制点を決められる。さらに、東工大にTDを決められ、1Q が終了する。2Q に入ると両校のDFE陣が奮起し、両校とも攻撃がパントで終わる展開が続き前半終了。後半に入っても東工大の猛攻は続き、再びTDを決められて点差が広がる。一矢報いたい農大はQB#8本間からWR#1大嵜へのパスでゴール前10ydまで迫るが得点に至らない。しかし、試合終了間際に東工大が自陣10yd付近でファンブルし、これを農大DE#99井上がリカバー。農大はWR#17松崎へのパスが通りTDを決めるがここで試合終了。東工大の安定した試合運びに、勝利を挙げることはできなかった。 


第五節 vs明治学院大学

●東京農業大学 14-41 明治学院大学〇

 

ここまで4戦4敗で迎えた第5戦。2部残留を果たすためには負けは許されない、大事な一戦。その相手は明治学院大学。1Q では農大OFFはランプレー中心に攻撃を仕掛けるが明学DFEに抑え込まれる。さらにFGで先制され幸先の悪い出だしとなった。その後も農大OFFは波に乗れず、ずるずると明学大ペースに持ち込まれTDを取られる。2Q ではLB#39小杉がファンブルしたボールを抑え攻守交替。農大OFFはQB#8本間からWR#1大嵜へロングパスを通そうとするが失敗し、逆に明学大にFGを決められ明学大リードのまま前半を終える。3Q では、始まって早々DE#52中村が相手キャリアからボールを奪い取り攻守交替。この好プレーを機に農大OFFは次々にフレッシュを積み重ねQB#3高荷のパスがWR#1大嵜に通りTD。しかしその後明学OFFの猛攻を止めることができずに2本TDを取られる。残り時間わずかなところでWR#17松崎からRB#26勝又へのトリックプレーでビッグゲインするも、その後のパスでインターセプトされ試合終了。結果は5連敗となり、2部残留には厳しい状況となった。


第六節 vs関東学院大学

●東京農業大学 0-37 関東学院大学〇

 

負ければ下の入替戦が決定する背水の陣で挑んだ第6戦。試合開始と同時に農大がキックオフしたボールを関東学院大が敵陣45ydまでビッグリターン。そのまま開始3回目の攻撃でTDされその後のトライフォーポイントでスペシャルプレーを行ったがこれは失敗、0-6とされる。開始早々先制され追いつきたい農大は敵陣20ydまで攻め入り、RB#21飯盛がFGを試みるも失敗し、そのまま1Q を終える。2Q では、関東学院大のパントをファンブルし関東学院大がそのままエンドゾーン内で抑えTD。その後もFGを決められ0-16となったところで前半終了。3Q に入り、前半の流れを変えたい農大はLB#39小杉のファンブルリカバーで勢いづいたと思いきや、関東学院大がインターセプトしそのまま流れに乗ってTD。0-23とされ最後の4Q を迎えるが4Q に入っても関東学院大の勢いは止まらず、2つのTDで0-37まで差を広げられる。一矢報いたい農大OFFはQB#高荷からWR#87白石へのパス、TE#99井上のスクリーンなどで敵陣15ydまで攻め込むものの、試合時間は残り10秒。ラスト1プレーの場面でWR#1大嵜に投じられたパスは無念にも関東学院大にインターセプトされ、そのまま試合終了となった。


第七節 vs学習院大学

〇東京農業大学 23-8 学習院大学●

 

今シーズン未だ勝利のないまま迎えた最終戦。相手も未だ勝利のない学習院大学。お互いに入替戦が決定しているが、2部での勝利が欲しい両チームは、熱い戦いを繰り広げた。前半からQB#3高荷を中心に農大OFF中心のゲーム展開をしていき、農大が先制点を挙げる。その後失点を許すも農大DFEの好守備で相手を抑え込み、良い流れで農大OFFに攻撃権を渡す。RB#26勝又の強烈なランもあり、さらに良い流れで試合を進めていく。後半に入っても農大の勢いは収まらず、DB#15篠澤が試合終了間際に農大の勝利を決定づいるインターセプトを決め、そのまま試合終了。次の入替戦につながる貴重な一勝となった。


入替戦 vs埼玉大学

●東京農業大学 14-25 埼玉大学〇

 

2部リーグで来年も戦うためにも絶対に負けられない重要な戦いとなる入替戦。農大はキックリターンから試合開始。前回の勝利をばねに勢いに乗る農大は、ランプレーを中心にゲインを重ね、RB#26勝又のランによりTD、先制点を奪う。トライフォーポイントのキックも確実に成功させ7-0で試合開始早々埼玉大からリードを奪う。続く農大のDFEでは、埼玉OFFのランプレーに苦しめられTDを許してしまい、7-7の同点で1Q 終了。2Q は反則や相手のDFEに苦しめられながらも粘り強く攻撃を続け残り1ydまで進めるがTDにまで繋げることができず、7-7のまま前半終了。ハーフタイムで気合を入れなおした農大のキックオフから後半開始。農大DFEは残り15ydのところでDB#15篠澤がインターセプト、攻守交替するも攻めきれず、パントを試みるがセーフティを許し7-9とリードを奪われてしまう。さらにその後DFEの隙をつかれTDされてしまい7-15、さらに3Q 終了間際に追加でTDされ7-22とリードされる。農大OFFは諦めずにパスやランを織り交ぜるも、3Q 終了。4Q では農大のパントの後、農大DFEは粘りの守りを見せるがFGによって失点、7-25となる。後がない農大OFFはパスでゲインを重ねQB#8本間からWR#87白石にTDパスが通り、そのままトライフォーポイントのキックも決め14-25と点差を詰める。しかし、反撃もここまで、埼玉大学に敗北を喫し、2016年度の秋季リーグ戦は3部降格という結果で幕を閉じた。