2017年度 試合結果


第一節      vs東京経済大学

 

〇東京農業大学 42-0 東京経済大学●


待ちに待ったリーグ戦第1節の試合開始直後、ランを中心に攻めそのままTD。その後はフレッシュを止め止められを繰り返し、勢いに乗れず2Qに入る。2Q開始まもなく、RB#26勝又のおよそ50ydのランで一気にゴール前へ進み、RB#44青柳のランでTD。攻守交代し、東経オフェンスが攻撃するが、それを農大ディフェンスが堅く阻止して4th downへと追い込んだ。東経のPUNT後、農大オフェンスはゴール前まで攻めRB#34布橋のランでTD。それから得点は追加されないまま、210の農大のリードで前半終了。

 

 後半は前半同様ランで攻め、フレッシュを重ねゴール前まで進む。しかしここで、QB#3高荷からWR#1大嵜へのパスが東経のインターセプトによって阻止され、東経の攻撃となり4Qへ。またしても東経をPUNTまで追い込むと、#15篠沢がPUNTブロックしたボールを自ら拾いそのままTD。その後、農大の攻撃になるとQB#3高荷からWR#87白石へのロングパス、一度失敗したが再びロングパスに挑戦。エンドゾーンでキャッチしTDパス成功。その勢いに乗り、次の農大の攻撃でRB#26勝又のTD420で勝利し、2部昇格への良い流れを作る初戦となった。


第二節      vs亜細亜大学

 

〇東京農業大学 34-0 亜細亜大学●


初戦を勝利でかざることのできたAggiesの二戦目の相手は、亜細亜大学。農大は、1QからFB#34布橋の力強いランや、RB#16黒崎の巧みなランで前進。しかしFGで先制点を試みるも失敗。2Qに入ると、RB#26勝又が走り込みTD。対する亜細亜大も着々とダウンを更新するが、DL#52矢内の激しいQBサックで得点のチャンスを与えなかった。さらにパントで亜細亜大が落としたボールを#52矢内がリカバー。敵陣20ヤード付近からの攻撃権を得ると、QB#3髙荷がランでTD。
 後半に入っても農大ペースは変わらず、#16黒崎のTDで追加点を奪う。亜細亜大も得点を狙うが、農大DB#15篠澤のインターセプトにより攻守交代。4Q、亜細亜大はランで敵陣へと踏み込むが、エンドゾーンへ近づくことができない。ロングパスで追加点を狙う農大に対し、亜細亜大はパスインターセプトで攻撃権を奪うが、やはり得点には繋がらず。その後、調子を取り戻した農大は#26勝又のランで得点を重ね、34−0で勝利を収めた。


第三節      vs電気通信大学

 

〇東京農業大学 17-6 電気通信大学●


この日は、関東地方直撃の台風の中で行われ、序盤はどちらもダウン更新に苦戦。電通大がパスインターセプトで粘りのディフェンスを見せるが、両校得点なしで1Qは終了。2Qに入り東農大RB#26勝又が大きくリターンし敵陣を割ると、TE#99井上へのパスで前進し、RB#44青柳が飛び込み先制TD。その後もどちらもランで前進を試みるものの得点には繋がらず、7−0で前半終了。
 3Q、電通大はランでエンドゾーン目前に迫るとまたランでTD。電通大は、TFPで二点を狙いに来たがここは農大の厚いDFFが止め同点を防いだ。4Q、農大は電通大のファンブルボールを#15篠澤がリカバーし攻撃権を得ると、#26勝又とRB#29小池のランでゴール前にじわじわ進み、#26勝又がTD。さらに農大は試合終了間際に危なげなくFGで3点を追加。17−6で農大が勝利を収めた。ひやひやとする試合展開をし、チーム一同次の一戦に向けて気を引き締めるような一戦となった。


第四節      vs文教大学

 

〇東京農業大学 31-0 文教大学●


 普段とは違うグラウンドで行われた第4節。1Qでは両チームともディフェンスの壁にぶつかり、得点を入れられないまま2Qへ。先に先制したのは農大。RB#26勝又のランによるTDで流れをつかんだ農大は、ランパスを織り交ぜゴール前まで攻め込んだが、パス失敗が続き前半終了。

 

後半、活躍を見せたのはRB#29小池。パントリターンで一気にゴール前10ydほどまで進み、その後、RB#16黒﨑とヤードを進め、RB#29小池がTD。攻守交替してまもなく、文教オフェンスのファンブルしたボールを農大がおさえて農大の攻撃。そこからゴール前まで着々と進み、QB#3高荷からWR#13山﨑へのパス、成功したと思われたが反則により5yd罰退。良い流れを作れずに4Qに入り、農大オフェンスがゴール前まで攻めるとQB#3高荷からWR#11茂木へのパス、キャッチは成功したもののエンドゾーンの外に出ていたためTD失敗。得点の追加がないまま試合終了かと思われたが、RB#29小池のランでTD310で農大が勝利した。


第五節      vs獨協大学

 

〇東京農業大学 31-0 独協大学●


開始早々農大はRB#26勝又の独走ロングランで先制点を獲得。このプレーで流れを掴む。2Q、農大QB#3高荷が自らのランでエンドゾーンまで走り込みTDでリードを広げる。前半終了間際にも#40田村のキックによりFGを成功させ、17-0で前半を繰り返す。
 後半に入っても農大ペースは変わらず、#3高荷からWR13山崎のTDパスにより追加点を奪う。追う獨協大もパスキャッチなどでゲインを重ねるが、ここまでの試合でわずか6点しか与えていない農大ディフェンスに阻まれ点を返すことができないまま試合終了。31-0で農大が全勝リーグ優勝を飾った。二部リーグ挑戦への入替戦出場権獲得した。


入替戦      vs埼玉大学

 

〇東京農業大学 18-17 埼玉大学●


今年初の白ジャージを着ての公式戦。相手は、去年同様、入替戦相手の埼玉大学。去年と場所も時間も変わらない。この日のために練習をしてきた農大メンバーは心を燃やして試合に臨んだ。1Q、#26勝又のパスやランが重なり先制したのは農大。しかし、その後の攻撃の埼玉大のRBを止められず、自陣の奥まで攻められる。ここは、リーグ戦6点しか与えていない農大ディフェンスが踏ん張りFGに抑えた。2Qに入ると両チーム得点なく、膠着状態になりかけたと思いきや、農大ディフェンスが攻められ、埼玉大に逆転のTDを決められる。しかし、農大も負けじとキックオフリターンで58ヤードのビッグリターンを決め、FGまで繋げられて10-10の同点で折り返した。

 

 後半3Q開始すぐに埼玉大がTD。しかし、3Qの後半から4Qにかけて農大オフェンスが時間をかけ敵陣まで攻め込む。敵陣に入ってパス比率を増やして相手を混乱させた。最後は、#44青柳のTDにより17-16。試合終盤に同点になるチャンスができた。ここで農大オフェンスはTFPで2点を狙いに行く。この一か八かのチャンスを成功させ逆転に成功。しかし、埼玉大の再逆転をかけたドライブを自陣のゴールライン僅かのとこらまで攻め込まれ、残り時間3秒のところで埼玉大はFGを選択。そのFGを外して試合終了。東京農業大学Aggiesは因縁の相手に勝利し、2部昇格を果たした。